博多めんたいこ豆知識1
今では、明太子と言えば"博多" 博多と言えば"明太子"はあたりまえですが、明太子の発祥は韓国の釜山だと言われています。
こちらは、かねふく創業当時に掲げた看板です

それが、何故?博多の名物になったのかですが、第二次大戦後に朝鮮半島から引き揚げられた方が昔食べた明太子の味が忘れら
れず、博多でその味を再現したのが始まりと言う事です。
その後、博多で明太子を製造する店が増えて行き博多名物として認知されるまでになったそうです。
山口県の下関市でも明太子は名物とされており、博多よりも早く戦前より明太子を全国的に販売されていたらしいのですが全国での認知度では博多に軍配があがりますね。
気付いてましたか?
スーパーなどで、商品名に○○明太子ではなく "○○明太" と言う表示を見られた事はないですか?
実際買われて食べられた方も多いと思いますが、違いが判りましたか!?
実はこれ、全くではないのですが違うものなのです。
先にお話ししましたが、明太子とはスケソウダラの卵を使っていますが、 "○○明太" と表示されている物の大半は "マダラ" の卵を使用して同じような味付けがなされているのです。
我々からすると美味しければどちらでも良いのですが、まぎらわしい表現とも言えますよね。
他にも探してみると、いろいろとまぎらわしい表現が使われている食品はあるでしょう。
日本語って便利ですね!!
博多めんたいこ豆知識2
明太子を大量に購入されたり、贈り物で頂いたりされた時にはどうされていますか?
一気に食べられています?
博多のかたは皆さんご存知ですが、他の地域の方の中には賞味期限が切れる前に全て食べなくては!!と思っている方も沢山いらっしゃいます。
通常の冷蔵保存でも1週間位は美味しく食べられますが、量が多いとさすがに食べきれませんよね、そんな時は冷凍保存されると3か月程の保存が可能なので直ぐに食べない分は冷凍庫で保管されて、必要な時に解凍すれば食べたい時に美味しく食べられます。


解凍する際にはレンジなどを使うのではなく冷蔵庫内での自然解凍が美味しく食べる秘訣です。
食べる前の日の夜に冷凍庫から冷蔵庫へ移しておくと良いでしょう。
解凍後は1週間位の冷蔵保存ができます。
1度解凍した物を再度冷凍されると、風味が損なわれてしまうので止めておいた方が良いです。
ですから、解凍される際には必要量以上の解凍をされないように注意下さい。
解凍の方法次第でかなり味が変わりますので、参考になさって下さい。